4.12
人間の胃は 食物の消化を助ける塩酸を含む 胃液を含んだ筋肉の器官です ある種の食品は 私達の胃の酸性度を上げ 酸の逆流を引き起こします アルカリ性の食品や 制酸剤のような 塩基性のものを摂取すると 余分な酸が中和され ヒリヒリとした感覚が和らぎます これが酸と塩基の反応の一例です 最も単純な酸は 解離可能な 水素原子を含む物質です 水溶液中では 正に帯電した水素イオンである プロトンと それに対応する 陰イオンが放出されます プロトンは水分子と反応して ヒドロニウムイオンを 形成します 例えば 硝酸の水溶液には ヒドロニウムイオンと 硝酸イオンが含まれています 他の一般的に知られている酸は 塩酸 硫酸 リン酸です 酸は 分子あたりの 解離性水素原子の数に応じて モノプロトン性または ポリプロトン性を示します 解離性水素が1個ずつの 塩酸と硝酸はモノプロトン性の 酸の例であり 硫酸とリン酸は ポリプロトン性の酸です 硫酸は二プロトン性で 2つのプロトンを 順次放出しますが リン酸は三プロトン性で プロトンを3段階で順次放出します 最も単純な塩基は 水溶液中で負に帯電した 水酸化物イオンを 生成する化合物です 簡単に識別できる塩基は 水酸化ナトリウム 水酸化カリウム 水酸化カルシウムなどの 水酸基を含んでいます このような塩基は 水に添加されると 水酸化物イオンと対応する 金属陽イオンに解離します アンモニアのような 非水酸化物塩基は 水分子からプロトンを受け入れて 水と反応し アンモニウムイオンと 水酸化物イオンを生成する 一般に 酸と塩基は反応して 水と塩を生成します 酸と塩基の反応は 酸から供給される プロトンのモル数と塩基から 供給される水酸化物イオンの モル数が等しい場合は 中和反応とも呼ばれています 例えば 硝酸水溶液と 水酸化カリウム水溶液を 等量混合すると 溶液に供給される ヒドロニウムイオンと 水酸化物イオンの 量も等しくなります ヒドロニウムイオンと 水酸化物イオンは 結合して水を形成することで 完全に中和され ヒドロニウムイオンや 水酸化物イオンは残りません さらに 硝酸アニオンと カリウム陽イオンが対になって 硝酸カリウムという 塩を形成します 中和反応の中にはガス発生反応 と呼ばれるものがあります 例えば 塩酸と亜硫酸カリウムが 反応して 亜硫酸-亜硫酸塩平衡系を介して 塩化カリウム 水 二酸化硫黄ガスを 生成します
酸塩基反応とは、水素イオン( H+ )がある化学種から別の化学種に移動する反応です。 このような反応は、細胞や湖、海洋内の化学的変化から、産業規模での肥料、医薬品、その他社会に不可欠な物質の生産まで、数多くの自然・技術的なプロセスにとって重要なものとなっています。
酸を定義する方法はいくつかあります…
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