実験サンプル、標本、試薬の超低温保存法は、生物医学研究で日常的に利用されています。このビデオでは、サンプルを冷却して保存する方法や各実験に適した冷却方法を紹介しています。例えば、実験中にサンプルを冷えた状態で維持するために用いる氷やドライアイスなどの冷却剤について、そしてそれら冷却剤の物理的性質や取り扱う際の安全措置について解説しています。研究専用の冷蔵庫や冷凍庫などの冷却装置を利用することで、サンプルの長期保存が可能となります。ビデオでは、それら冷却装置で保存可能なサンプルや試薬の種類についても解説しています。凍結保存法とは、組織、細胞、生体分子を氷点下まで冷却して保存する手法であり、サンプルを劣化に導く全ての生物活性を停止させることができます。サンプルに損傷を与える氷晶の形成を最低限にとどめ、適切に凍結保存するための手法をいくつか紹介しています。