物質は原子 つまり物質の 最小の基本単位である原子と 2つ以上の原子が結合してできた 分子からできています その組成に基づいて 物質は純粋な物質と混合物の 2つのグループに 分類することができます 定義によれば 物質は1つの成分のみで構成され 全体的に均一な組成を持つ場合 純粋であると言われます 例えば 水素を考えてみます 水素は水素原子だけで 構成されています 同様に 水も 水分子のみで構成されています これらの組成は 試料ごとに 異なることはありません 純粋な物質は 分解できるかどうかによって 元素と化合物の2つのタイプに 分類できます 元素とは 化学的な方法で 単純な物質に 分解できない 純粋な物質のことです 例えば 水素は元素です 逆に化合物は 化学的な手段によって 構成要素に 分離可能な物質です 水も純粋な物質ですが 化学的に水素と酸素に 分解することができます 地球上では ほとんどの元素が 他の元素と容易に結合するため 純粋な元素よりも 化合物の方が一般的です 例えば 黒板に書くために 使用されるチョークは カルシウムと炭素 酸素でできています 砂糖は炭素と水素 酸素で作られています 一方混合物は 純粋な物質とは異なり 1つ以上の成分でできています また その割合も サンプルによって異なります 例えば レモネードは 3つの成分の混合物です レモン汁と砂糖と水です そしてそれらの比率は 自由に変化させることができます 混合物自体は それらの中の物質が 均一と不均一かに応じて 2つのタイプに分類できます 均一な混合物は 均一な組成を示し 全体を通して 視覚的に同じように見えます これはしばしば 溶液と呼ばれています 例えば スプーン一杯の塩を 水に溶かした場合 その混合物のすべての滴が 同じ組成を持っているので 均一な混合物が得られます 同様に レモネードも 均一な混合物です 不均一な混合物では 成分が一様に 分布していないため 組成はポイントごとに異なります 例えば砂と砂鉄が 混合された場合 この混合物の異なる部分には 異なる量の砂鉄と砂が含まれる 可能性が高くなります 均一であろうと不均一であろうと どのような混合物であっても 構成要素の同一性を変えずに 物理的手段によって 純粋な構成要素に 分離することができます 例えば 塩水中の塩は 混合物を加熱して乾燥させて 水溶液から 回収することができます 同様に 砂鉄は 磁石を使用して 砂から分離することができます