イオンチャネル共役受容体には リガンド依存性と電位依存性の2種類があります。それぞれ特定のイオンを通過させるため 選択的な孔を開くシグナルで区別されます。ひとつはリガンド依存性イオンチャネルで 神経伝達物質やイオンなどの 細胞外または細胞内のリガンドといった シグナル伝達分子が内在性タンパク質と結合すると ゲートが開き、形が変わります。ゲートが開くとイオンが膜を通過し 細胞応答を起こします。これに対し、電位依存性イオンチャネルは 特定の領域である電圧センサーが 細胞内と細胞外の電荷の差である 膜電位のレベルに対して反応し 受容体の形を変えることでゲートを開き 電荷が等しくなるようイオンが移動します。