多くの種族では、一方の性、多くの場合メスが選別する側で、反対の性であるオスを選別します パートナーをめぐって争うのは、多くの場合オスですが、よりカラフルで目立つ姿をしています 例えばオスのクジャクは、シンプルなメスに比べて、明るい羽色をしています こうしたメスは、目立つオスを好み 特に明るい色をした個体は 健康であることを示しており、メスがそのオスと健康な子孫に恵まれる確率が高まります こうしたオスは繁殖する確率に恵まれ、その凝った特性は次の世代へと 受け継がれていきます また、その表現型は時間をかけて増えていきます カラフルであることは、捕食される危険も高まりますが、繁殖できる確率が上がるというメリットには勝てません メスがオスを選ぶ際には、見た目だけではなく、その行動も重視しています 例えば、オス鳥の歌う鳴き声の複雑度です 他にも複雑な求愛行動をとるオス鳥もいます 例えばニワシドリは巣を作り、明るい色の物で飾ることで 雌の気を引こうとします こうした行動は、良好な健康状態を表したり、資材・食料を調達できる能力を示しています 例えば、良く守られた縄張りがその一例で、子孫にとって有益となるので パートナーとして魅力的なオスとなるのです