翻訳は 伝令RNAの鋳型から タンパク質を合成する過程です この過程は メチオニンtRNAに結合した リボソームの小サブユニットが mRNAの5つの主要な末端に 結合すると始まります 次いで小さなサブユニットが 翻訳開始部位として作用する AUGコドンに至るまで 5’から3’の方向に調べていきます 次にメチオニンtRNAのアンチコドンが AUGコドンとペアになり リボソームの大きなサブユニットを補充します アミノ酸を運ぶtRNAがアンチコドンを介して mRNAの次のコドンに結合すると 新しいタンパク質の合成が始まります この作用により 新しいアミノ酸が 以前に組み込まれた アミノ酸の近くに置かれ 2つのアミノ酸の間に ペプチド結合が形成されます リボソームが配列の 次のコドンに移動すると 翻訳が継続します この前進の動きは転座と呼ばれ リボソームが終止コドンに 出会うまで続きます 終止コドンは独特で tRNAがありません 代わりに 放出因子と呼ばれるタンパク質が 終止コドンに結合し リボソームに新たに合成された タンパク質を放出させ リボソームを解離させます