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Biology I: yeast, Drosophila and C. elegans
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JoVE Science Education Biology I: yeast, Drosophila and C. elegans
RNAi in C. elegans
  • 00:00Overview
  • 01:21RNA Interference: The Concept
  • 02:26Preparing the Bacteria for RNAi in Worms
  • 04:44Preparing the RNAi Worm Plates and Culturing Worms
  • 06:12Assessing the Outcome of the RNAi Experiment
  • 07:28Applications
  • 09:20Summary

C. elegansにおけるRNA干渉入門

English

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Overview

RNA干渉 (RNAi) は、二本差RNA (dsRNA) を生物内に導入し、ターゲット遺伝子をノックダウンするために広く用いられる技術です。C. elegansにおけるRNAiは、標的遺伝子に相補となる二本差RNAを発現させたバクテリアを線虫に摂食させるだけで簡単にかつ効率良く実施できます。このビデオではまずRNA干渉の概念とターゲット遺伝子のノックダウン方法を紹介しています。そして、バクテリアとRNAi線虫プレートの準備方法、線虫の培養方法、RNAiの評価方法を含め、C. elegansのRNAi実験をプロトコルに準じて説明しています。それから、RNAiを利用した逆遺伝子スクリーニングを紹介しています。逆遺伝子スクリーニングは、遺伝子がどのような生物学的役割を担っているかを明らかにするために頻繁に使用されるテクニックです。さらには、コンピューターを用いた逆遺伝子スクリーニングにより、大量の遺伝子サンプルを効率的にノックダウンし解析することが可能です。また、RNAiはC. elegansの発生研究にも頻繁に利用されています。RNAiはその発見以来、多くの生物学的現象の解明に大きく貢献しているのです。

Procedure

RNA干渉又はRNAiは、生物へ二本鎖RNAを導入し、標的遺伝子のサイレンシングを誘導する方法です。 これはノーベル賞を受賞した研究成果であり、遺伝子機能特定のために、C.エレガンスのどの遺伝子の発現も抑制できます。 線虫がエサとする大腸菌に、標的二本鎖RNAを発現させ、培地を作製し、C.エレガンスにRNAiを誘発させます。 4齢幼虫期の線虫を培地に移し、産卵させます。 目的の発生?…

Disclosures

No conflicts of interest declared.

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JoVE Science Education Database. JoVE Science Education. RNAi in C. elegans. JoVE, Cambridge, MA, (2023).

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